レシーブは卓球の中でもかなり難しい技術です。


考え方も色々ありますが、私のおすすめのレシーブの立ち位置について書きたいと思います。


構える位置というのは重要度が高く、いつもと少しでも違う立ち位置でレシーブしようとすると、感覚が全く変わってしまいます。



レシーブが苦手な人ほど、ラケット技術の方に意識が行きがちで、実は立ち位置を変えることの方が大事です。


結論から言えば、『バックへのロングサーブを動かずに処理できるギリギリのところまで右前に出た位置で構える』これが一番理想的な位置になります。




まず、レシーブをシンプルに考えてみましょう。


仮に、どこでもレシーブ出来るように、台から適度に離れた位置の、左右ど真ん中に構えたとしましょう。


サーブを受けた時、打つまでの足の動作を分けると。。4



短いサーブなら前に動く

長いサーブなら後に動く

左側に来たなら左に動く

右側に来たなら右に動く


この4方向の動きが基本的な動きです。


これに斜めの動きを入れたら8方向。



その場から動かないで返球できるとしたら、『その場で動かない』を
1つの動きとすると、

全部で9種類の動きが必要となります。












多いですよね。







何が来るかわからないサーブに対しての動きが多すぎですよね。


ラケット技術も求められているのにこれだけ動きが複雑だと難しいですよね。



ここで、まず第一に理解して頂きたいのは


人は、左に動くか右に動くか、


もしくは前に動くか後ろに動くか、


という相反する2択を、判断して動くのは困難を極めるということです。


なぜなら重心移動の際に大きくエネルギーが必要になり、コンマ1秒を争っている状況でその判断はかなり難しいと言えます。


逆に動くかもしれないという可能性があるだけで、判断に自信も無くなり、遅くなり、精度も落ちてしまいます。


では、どのように意識するべきなのか。





それは、その9つの動きを4つまで減らせば良いのです。


具体的にその4つとは、右利きだと仮定した場合、


『前、右、右前、その場』の
4
つの動きになります。






それを可能にするのがレシーブの立ち位置です。


レシーブする選手から見て、左側に来たサーブを左に動かずにレシーブ(前はOK)して、ロングサーブを後ろに下がらずにレシーブすればいいのです。







4つの方向に動きを限定する立ち位置を決める方法が1つあります。


それは、バックへのロングサービス『右利きだと仮定した場合、左側にロングサーブが来る』をその場から左に動かず、なおかつ後ろに下がらないでレシーブ出来る位置です。


このポイントは、レシーブ側の一番左後ろで処理しなければならないレシーブを左にも後ろにも動かずに処理することです。


一番左後ろで処理しなければならないレシーブを立ち位置で処理できれば、左と後ろに移動する動きを排除することが出来ます。


この立ち位置でレシーブを構えていれば、基本的には動く方向を4方向に限定出来るので、レシーブの動きが単純になります。


ただし、気をつけなければならないのが、この立ち位置では、台の左側で尚且つ後ろに構えるため、フォア前の処理が遠くなります。


そうすると、ストップなどの素早く台の下に足を運んでレシーブする技術が難しくなります。


じゃあどうすればよいのでしょうか。


バックにロングサーブが来たとき、その場所から左に動かず、尚且つ後ろに下がらないでレシーブ出来て、尚且つそれが出来る中で限界まで右前に出て構えるということです。


こうすることで、4方向に動きを抑えながら、フォア前やフォアのロングサーブも入りが遅れずにレシーブ処理ができるようになります。


最後にはなりますが、もし上記の内容が複雑でわからないという方がいましたら、この下の文で覚えてもらうだけでも大丈夫です。


『バックへのロングサーブを動かずに処理できるギリギリのところまで右前に出た位置で構える』


これさえ出来れば理屈が理解できなくても自然と4方向の動きでレシーブが出来る様になります。


是非試してください。