質の高い練習とはどういう意味でしょうか?





「質の高い練習をしろ」

という抽象的な言い方をする指導者がよくいますが、具体的にそれはどう意味なのでしょうか?





それは簡単に言えば中身の濃い練習をするという意味です。





実際、勉強をしようと参考書を使ったときに、何も考えずにただ参考書を読むのと、覚えようと思い、しっかり考えながら読むのでは覚えるスピードは違いますよね?




練習の質を上げる方法は2つの要素からアプローチする必要があります。





行っている練習の意味を考える。

練習メニューの内容を考える。





この2つを常に考えることが大事です。




監督やコーチが練習メニューを決めている際は練習の意味を考えることが重要になります。





この練習を考えるということを具体的に説明しましょう。






例えばワンコースでドライブ対ブロックの練習をしたとして、





ドライブ側が意識することは、


フォームが安定しているか。

コースが安定しているか。

しっかり回転がかかった球になっているか。

足が細かく動かせているか。

途中で甘いボールが来たらしっかりと前にふれているか。

途中で厳しいボールが来たら合わせたりコンパクトにふれているか。

細かくフットワークが出来ているか。

急にバックに来たりフォアに厳しく来たときに対処出来る体勢が出来ているか。

ミスが多くなっていないか

インパクトが強くできているか

打点の位置

•etc…





ざっと上げましたが、この上記の考え方を意識するだけで、10分のワンコースのドライブ練習の質が変わります。

全部意識する必要はないので、1つずつでも構いません。何かを意識して練習することが大事なのです。慣れてくれば複数でも意識ができます。





そして、大事なポイントは上記の考え方が絶対ではないと言うことです。





例えば、足が細かく動いているか?という意識をあえて、前後の動きだけを重点に置き、左右のズレを足ではなく、上半身で調整する。という意識で練習することも全然ありだと言えます。




試合の途中で速いピッチでの返球に対して。どうしても足が間に合わない際に、上半身だけで調整しなければならない場面もあり得るので、その感覚を身につけるのには、そういった足を動かすことだけではなく、逆転の発想での練習もありだと言う事です。





人それぞれの考え方があり、また、日によって意識するポイントを変えても良いのです。

そうすることで練習の質が変わります。









ただ、間違いなくやってはいけないのは、何も考えず、その練習メニューを流してやってしまうことです。





それだけは間違いなく質が低い練習になってしまうでしょう。





自分なりに練習の意図を噛み砕いて考えてみてください。





間違っていても良いのです。





考えることが大切です。





練習中にコーチなどから「何を意識して練習しているんだ?」という問いに対して、即答できるようになれば、相当意識して練習できるようになっている証拠です。




選手もコーチも、これが練習の質が高いかどうかを判断出来る指標としても良いと思います。





ぜひ、試してみてください。